初代が製麺所として店を起こしたのは大正12年。戦後すぐに和菓子の販売も始め、今も麺、和菓子ともに人気のお店です。店の看板商品「豆大福」は、昭和30 年代から店頭に並び、続ける一品。もっちりとした歯ごたえの皮に使うもち米や上品な甘さの餡の小豆はいずれも厳選した北海道産。「身体にも味にも悪いので保存料、着色料などの添加物は一切使っていません。その日のうちにお召し上がり下さい」と店主の金子さんは話します。

創業100年を超える本牧を代表する老舗和菓子店。「喜最中」は「誰からも愛される最中を」と初代が明治43年に登場させて以来、そのこだわりと製法を受け継ぐ看板商品として親しまれています。皮からはみ出るほどに盛り込まれた餡はこの道40 年の職人が材料から吟味し作り上げた「どこにも真似できない味」。上品な甘さと小豆の味わいが楽しめます。昭和27 年には県指定銘菓にも指定され、お土産、お祝いの席にも喜ばれています。

「毎日食べるものだから素朴でも飽きのこないパンを」。
本牧の食卓に美味しさを届け続ける老舗パン店の「ク
リームパン」は、そんな同店の思いがぎゅっとつまった
一品です。「できるだけ作り立てを食べてほしい」と朝
と昼、毎日2回焼き上げていますが、ほとんど売り切れ
てしまうほどの人気。自家製カスタードクリームの濃厚
な味わいと口溶けの良さに「ここのクリームパンしか食
べられない」というファンも多いのだそう。

弘明寺商店街入口付近の歴史ある和菓子店。国産素材を主に使用し、自然な味に仕上げているのが特長です。昔から地元の人々に親しまれてきたこの最中には、小豆の風味が豊かな「小倉あん」と白こしあんにゆずの香りが付き、さっぱりした甘みの「ゆづあん」の2 種類があります。特に「ゆづあん」は最近では珍しい味です。皮には弘明寺の観音様の絵柄が入っていて、「昔からおみやげはこの最中」と決めている根強いファンも多いです。

看板の文字が右から書かれていることが示す通り、100年以上続く伝統の和菓子店。一番人気のどら焼きは何と言っても大きな栗が1 個入っているのが特長です。手作りの粒あんは、さっぱりとした甘さで栗の存在を際立たせてくれます。どら焼きの形が太鼓に似ていることから「開運太鼓」と名付けられました。店が「最高の品」と胸を張る自信の一品は、弘明寺観音のおみやげとしても多くの人に喜ばれています。

広島風お好み焼が人気のお店。広島出身の店長が高校生だったころによく食べてお気に入りだったという甘味をメニューに加えました。アイスとあんこがほどよくミックスされ、アイスクリームのようであり、シェイクのようでもある「ありそうでなかった」ちょっと不思議なデザートです。このデザート、今では広島でもあまり見かけなくなったというだけに、貴重なものになるはず。店内の手書きのかわいらしい文字によるポップにも注目です。

昭和7 年創業のパン店は、添加物を使わないこだわりを持っています。常時120 種類ほどが並ぶパンに一昨年から加わったのがこのメロンパン。自家製カスタードクリームにメープルシロップがブレンドされた特製クリームが入っています。表面には店長の力作という、チョコとアーモンドで作られたハチが甘い香りにつられてパンを食べるように置かれています。見た目がかわいらしく、「お菓子みたいなパン」と好評です。

外がカリカリに揚げられたまんじゅうの中にたっぷりのあんが詰まっています。香ばしい焦げ風味のお菓子で、底の部分の焦げ加減は長くサクサク感を楽しめます。その不思議な食感は、一度食べたらクセになりそう。一度に何十個も購入し、家で再加熱してサクサク感を楽しむ人も多いとか。電話予約すれば、カリカリの揚げたてを用意してくれます。やはり、おすすめは買った当日に味わえるサクサク感です。

昭和31 年から続く横浜橋ではおなじみの喫茶店。外から見られる場所で焼かれている今川焼は、小倉あんをはじめ、白あん、うぐいすあん、カスタードクリームの4 種類。
皮の中にぎっしり詰まった小倉あんは、北海道・十勝の小豆を使用した自家製。生地にも砂糖が入っていますが、しつこくない甘さで、おやつ感覚で手軽に食べられます。
表面には「よこはまばし焼」の焼印が押してあり、おみやげの利用も多いそうです。

横浜橋通商店街の中央で3 代に渡り昭和29 年から続くパン店は、親しみやすいレトロな外観。添加物を使わず、パンの原点である小麦粉と水を活かした商品が並びます。そこで懐かしい味を提供しているのがこの商品です。
最近では少なくなった、しっかりとして甘みのあるカステラにアンズジャムがマッチし、口いっぱいに香りが広がります。「懐かしい味がする」との声が多く、昔を思い出させてくれます。

「クッキーシューのサクサク感を味わってほしい」と、注文を受けてからクリームを詰めるこだわりの一品。一口かじるとマダガスカル産バニラビーンズを使用したカスタードクリームと生クリームの2層のクリームが口のなかに溢れます。男性にも大満足のボリュームで会社帰りのサラリーマンなどに人気。そのほか、ショーケースには季節のフルー
ツを使ったケーキも並んでいます。お酒を使用しない商品がほとんどなので、お子さんにも安心です。

昔ながらの「お団子屋さん」として地域に愛されている「富士見屋」。添加物を一切使っていない「ごまだんご」は大きくてあんことごまがたっぷり。素朴なあんこの甘さとごまの香りは相性抜群。時間が経ってもやわらかいので、「ちょっとしたおやつや手土産にぴったり」と評判です。ごまの他に定番のみたらし、ずんだ、きなこなど種類も豊富。地元からは勿論、口コミで知った遠方のお客さんが買いに来ることも多いのだとか。

発売以来、10 年以上にわたって子どもから大人まで老若男女問わずに地域に愛されている定番のプリン。お店の人がこだわって選んだ素材で作られたプリンは、優しい甘さと滑らかな口当たりで、生クリームとたっぷりのミルクの風味が口いっぱいに広がります。店内には喫茶コーナーも有り。ケーキの他にパンやサンドイッチなどの軽食を、挽きたての自家焙煎コーヒーと一緒に楽しむことができます。

昔ながらの日本の味を守る保土ヶ谷区和田町の老舗和菓子店「盛光堂」。さくら餅やようかんなど、季節ごとに彩りを変える商品も和菓子の魅力。そんな数々の名品の中でも長年その人気を維持しているのが「焼きだんご」です。外国産米が原料に使われることの多い既成品のだんご粉ではなく、コシヒカリを店内で挽いて作っているため、お米の香りと旨みを存分に味わえます。もちもちのお団子と甘辛い秘伝のタレは相性抜群。お茶菓子や手土産にはもちろん、焼きたてをその場で頂いても。

国道16 号線沿いにある「たいやきおたぎら」。ありがとうのローマ字表記「ARIGATO」を逆から読んで名付けられたという店名には、「お客様からありがとうと思って頂けるような美味しいたいやきを作り続けたい」との願いが込められています。強火でパリパリに焼かれた香ばしい薄皮に、つぶあんがぎっしりと詰まった自慢のたいやき。その美味しさの秘訣は、北海道産の小豆を使用し、銅釜でじっくり炊き上げる自家製あん。ほどよい甘さが癖になる和田町自慢の一品です。

白根通り商店会にある和菓子店「若草」。約10 年前から販売されているこの大福は、珈琲あんに生クリームを入れて、おもちで包んだ逸品。一口食べると口の中に珈琲あんの風味が広がって、和菓子と洋菓子が一度に味わえるような、お得な大福です。冷凍で販売しているので「半解凍で食べる」という人や、「少し冷たいのが好き」いう人など、食べ方の好みは人それぞれ。夏場にもよく売れる、同店の人気商品です。

手作り焼き菓子専門店「ラ・フルール・ド・ポム」。
店内には焼き菓子のおいしい香りがふわりと漂います。看板メニュー「りんごの花」は山崎店長のオリジナル製法が光るケーキ。自家製りんごジャムをペースト状にしたものに漬け込んだレーズンは、ふわっと柔らかく酸味もまろやかに。そのレーズンとりんごジャムをしっとりとしたケーキ
生地で包み、くるみをトッピング。「ここでしか食べられな
い味」と発売以来、根強い人気を誇っています。

昔懐かしい甘食に、「和の定番・味噌」の風味とはちみつを加えて、味わい豊かに仕上げました。鶴ヶ峰駅前で駄菓子屋からパン屋に模様替えして30 年、開店60 年以上続く老舗の社長が、「シンプルにおいしいものを」と考え出したアイデア商品の一つ。マーガリンと牛乳、はちみつ、砂糖に味噌の香りがほどよく交ざり合い、絶妙なバランスの生地に。「日本を元気にしたい」という社長の思いが凝縮された逸品です。ベルギーワッフルやホットドッグ、動物パンなども必見。

旭区で人気の洋菓子店から届けられるのは、名前の通り、赤ちゃんのまあるいほっぺたのよう。こくのある濃厚な風味のはちみつが入った「ふわふわスポンジ」に包まれているのは、とろりとしたなめらかなカスタードクリーム。
なのに不思議とさっぱりしていて、何個でも食べたくなります。ふわふわ感と丸さを出すため、店で研究を重ねた逸品です。販売は土日、祝日のみ。

横浜生まれのコーヒーショップ「キャラバンコーヒー」の人気商品「ストロベリーホットケーキ」。外はパリッ、中はふわっとしたホットケーキの上には、角切りいちごをたっぷり使った甘酸っぱいストロベリーソースとやさしい甘みの生クリームをトッピング。酸味と甘みのバランスが絶妙な一品です。見た目も鮮やかで、特に女性に人気。＋100円でソフトクリームを追加することも。甘〜いホットケーキのおともには伝統のゴールデンキャメルをどうぞ。